日常生活を豊かにする知恵

日本人の命を伝える生き方こそがこの国の未来を創る

伊勢神宮我々は日常生活の中において、目の前の会社の仕事や家庭の家事などに対して、「魂(たましい)」や「命(いのち)」を込めて精一杯取り組むことしかできることはありません。

長い時間をかけて自分の受け継いだ魂や命を次の世代に伝えていくことは非常に大切なことです。「伝統」や「精神文化」とも表現できるかもしれません。

そして、その様な日本人の核となるもの(日本人の命)が受け継がれていかなければ、何れ日本が日本でなくなってしまう日が来るのかもしれません。

一方で、最近はマスコミなどを見ていても「命(いのち)を伝えない」報道を多々聞きます。

有名人のスキャンダル問題、メディアの報道問題、幼児虐待、身勝手な殺人・・・等々、ネガティブな話題に尽きません。。

かなり以前の報道ですが、「外交機密費を受け取った新聞記者たち」が取り上げられているのを雑誌で読んだことがあります。また、あるTV番組では、評論家やジャーナリストの中にも受け取っている人がいるとも言っていました。

その様な人達は自分の魂を売ってお金に変えているとしか言いようがありません。
テレビの世界ではスポンサーや権力側の意図で報道内容の統制があっても決しておかしくないのだと思います。

ネガティブな報道がクローズアップされる中で、私たちはどの様にこれからの日本に対して「日本人の命」を伝えていけば良いのでしょうか。

出雲大社

相撲界の野球賭博問題

「相撲よりも、野球賭博に力を入れているようだった」という元力士の証言。

野球賭博に関わった力士は誇りを失い、自分のやるべきことをやらず、楽に得られる目先の利益に走っていたのだと思います。

神事である相撲の文化や伝統など、「日本の命(いのち)」を伝えることをやめてしまったら・・・。

相撲は廃れていくばかりではないでしょうか。

外交機密費の問題

また、以前、外交機密費が日本の新聞記者に流れていたという記事を読みました。

そして、私たちがTVを見なくなったり、「新聞・雑誌離れ」で多くの雑誌が廃刊になっていると聞きます。でも、インターネットの登場だけの問題ではないかもしれませんね。

最近は、人を叩くだけ叩くメディアの多いことが氣になります。そして悪い報道をただ流す。たまに、メディアの悪意を感じることがあります。

悪い報道を悪いままを伝えるのはどうなのかと思います。
悪いと考えるか、良いと考えるかは個人次第。

そして、日本には言霊の信仰があります。「言霊」を良くすれば、幸福が現れる。悪い「言霊」を発すれば、不幸が現れる。

自分で自分の首を絞めているメディアの人たちも中にはいるように思います。だから今のメディア業界が衰退しても、仕方がないのかもしれません。

確かに若い世代にとっては、一方的にネガティブな情報を流し続けるマスメディアには嫌気がさしているのかもしれません。すべて原因があって、今がある。因果応報ですね。

日本人の「命(いのち)」の衰え

最近の凶悪事件の犯人は、悪いことは全て他人のせい、世の中のせいにする傾向がある様に思えます。

現在の日本の不景気について、自分が原因ではないのに、経済がおかしくなって生活が厳しくなったと不満に思う人が多いようです。それを政府に解決するように望んでいると聞きました。

こうなるのも、過去の積み重ねによって培われた日本人の知恵が、若い世代に伝わらず、日本人のいのちが衰え、それが不景気のかたちをとって現れているのではないでしょうか。

私たち1人1人が、歴史や伝統にあらわれる時代を超えて変わらない日本人の命(いのち)に目覚め、それぞれの力で日本をよくしようとすることが必要だと思います。

1人1人が今の時代の救世主です。そういう生き方から、各人の素晴らしい人生が現れてくるのだと思います。

春日大社

命(いのち)を伝えること

昔からの伝統を受け継いでいかない限り、消えていくのが「命(いのち)」です。相撲は、神事である相撲の伝統・文化の命を伝えることです。

メディアの果たすべき役割とは・・・。人の生き方、命を伝え、人々が互いに理解しあい、学びあう手助けをすることではないでしょうか。

私たちは生きている限り、ずっと「命を伝えること」をするべきなのです。

春日大社の葉室前宮司さんは、ずっと命を伝えることをしていると、呆けることはないとおっしゃっています。

自分の役割を通して、日本人の命を後世に伝えていく。そうしてこそ、明るい未来を創り出すことができるのではないでしょうか。

死ぬまで現役です!

~参考文献~
『大祓 知恵のことば』葉室頼昭著 春秋社
『御力(みりょく)』葉室頼昭著 世界文化社
『第十の予言』ジェームズ・レッド・フィールド 角川文庫

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