日常生活を豊かにする知恵

自然災害を乗り越えて世界の荒廃を防ぐにはどうすればよいのか

人心の荒廃が目立つ

立山ある年の年末のテレビ番組の特集を見ていたときのことです。
自然災害による地球滅亡、ノストラダムスなどの世界の著名な予言者の話題や陰謀めいた都市伝説の話題。そして、世界戦争や火山噴火、宇宙人ネタまで。
テレビ局が視聴率を稼ぐ、よくありがちな内容でした。

そして、番組の最後にゲストのアルピニスト・野口健さんが、「えっ、これで終わりですか?これをどうやったら防げるかとかそんなお話はないんですか?」と言われました。
結局、ただ不安を煽って恐怖心を植え付けただけ。具体的な対処方法の方向性すらなく、テレビの前で無駄な時間をもてあそばれただけ、という印象が残りました。

ここ最近で聞く凶悪事件は、今までにはなかった残忍性がある様に思えますが、それにも慣れてしまったような気もします。人を殺すのに「誰でも良かった」「死刑になって死にたい」と言ったり。犯罪も低年齢化しているように思います。

そして氣がかりなのは「災害の多さ」。地震や台風、竜巻などの自然災害がとても深刻化している様です。「観測史上初」とか「100年に一度」という文字をよく見る様になった感じがします。地球温暖化問題や世界的な異常気象、そして、民族間紛争の激化や無差別テロの恐怖など。挙げればきりがないくらい世界中で異常なことが起こっている様に思えます。

今に始まったことではないのかも知れませんが、世界中にインターネット回線が張り巡らされ情報が国家間を越えて市民レベルで瞬時に伝達される時代であるからこそ、テレビのニュースやネットのソーシャルメディアなどを通して入ってくる情報に一喜一憂させられていると言えるでしょうか。

そういった世界中の出来事、そして、今日本の中で起こっていることを見ていると、どう考えても、この先、平和で皆が幸せになる方向へ向かっているとは思えません。もう諦めてしまう前に何か私達にできることはないものでしょうか。

雄山神社

世界の沈没を防ぐには?

スピリチュアリストの江原啓之さんは、スピリチュアルな視点から言うと、こうした世界の荒廃は現代人の「想念」が引き起こしていると言われています。

今の若い人たちの「うざい」「死ね」という悪い言霊が知らず知らずのうちに力を持ってしまい、誰かを陥れたり、他人の不幸を喜んだりするだけでも、悪い想念が撒き散らされています。

地球温暖化は深刻であるとわかっていても、各国の利益優先。ここ数年の災害は、地球が悲鳴をあげて苦しんでいるように思えます。

全てのことに「カルマの法則」が働きます。良いことには、良いことが返ってくる。悪いことをした場合は、それを解消しその氣付きとなることが起こる。
今の荒廃は、「悪い想念」を振り撒いた結果とも言えるでしょう。

もしそうであるならば、これからは「良い想念」の種を蒔いていけば多少なりとも良い方向に好転していくとは考えられないでしょうか。まずは、自分の発する言葉や思いから見直す時なのだと言えましょう。

立山

日本の歴史から学ぶ

あるいは、野口健さんが言われた「どうすれば防げるのか?」ということに対する回答は、日本の歴史からわかるかもしれません。

昔の日本で大きな災害や飢饉があったある時代について書かれた本を読んだ時のこと。
「はっ」とした著者の意見がありました。

「その時代は、多くの人の心が神様から離れた時代ではなかったのか」

日本の歴史を紐解くと、現代の問題にも通じるところがあると思います。

かつては神々や自然と共に歩んでいた人類が、物質文明の発展と共に、神々への感謝を忘れ人心は乱れ、自然環境を破壊し支配する様になると逆に自然災害によって痛い目にあう。歴史上にはよくありそうな話です。

そして、今の時代は敗戦後の急速な復興の結果、余りにも「物質的価値観」が強くなり過ぎて、戦前にあった大切な日本の心・精神性が忘れられてしまったように思います。

目には見えない神々を畏れ敬う心。人を思いやる心。

大きな浄化が起こる前に日本人がかつて大切にしていた「心」を取り戻すことが、緊急の課題のように思います。

そうすれば災害は減り、社会が平和になる。人の心が安定する。
そして国も安定する。世界も安定する。そして、日本が抱えている問題は、自ずと解決の方向に向かうのではないでしょうか。

「かつての日本人の心」が、日本を、世界を平和に導いていく。

その様に思えてなりません。

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