天に向かってそびえたつ「御柱」
諏訪は縄文信仰の入り口である。さしずめミシャクジはその水先案内人であろうか。ミシャクジの後をついて行けば、縄文の世界はごく自然に開かれて行くだろう。 『諏訪の神~封印された縄文の血祭り~』戸矢学著 河出書房新社 ※ミシャクジとミシャグチは同じです。 |
魅力たっぷりのこだわり諏訪信仰ツアーです。
今年は、諏訪大社の御頭祭が日曜日にあるので、ツアーにも参加しやすいと思います。
かなり古い歴史を持った諏訪大社や諏訪信仰。
その起源ははっきりとわかっていませんが、その歴史はあまりにも古く、「古事記」から推測すると、少なくとも1500年~2000年前には、諏訪大社は鎮座していたのではないかと見られています。
諏訪大社の7年に一度おこなわれる御柱祭が有名ですが、その由来や意義もいまだに謎です。
すべてのお宮、祠の四隅にある柱からも、その異様な景観から古代の特異な信仰を想起させます。
そんな謎に満ちた諏訪大社の有名な祭りの一つである「御頭祭」を見学します。これも古代の諏訪信仰から来るものの一つとも考えられています。
そして諏訪盆地には、国譲り神話とは別に、もう一つの国譲神話が伝えられていいます。そのことは、室町時代初期に編まれました「諏訪大明神画詞(えことば)」などに記されています。
それは、大和朝廷が日本統一前から存在する、洩矢神(もれやのかみ)を長とする先住民族のこと。
諏訪大社のご祭神・タケミナカタノカミと洩矢の神は闘い、結局、洩矢の神は負けてしまいました。その洩矢神が、守矢家の祖先神であることを「神長守矢氏系譜」によって伝えられています。
こうした様々なミステリー?な諏訪信仰について、今回も諏訪大社の宮大工をしているお父様を持つ原さんの案内で、ツアーを行ってまいります。
ツアーは2日間。オプションとして、守屋山登拝があります。
諏訪大社のご神体とも言われています。この機会に一緒に登拝しませんか?
謎めいた諏訪信仰の扉を、一緒に開けに行きましょう!
今も縄文の面影を残す諏訪地方の聖地へ。