屋久島旅行体験記−屋久島・縄文杉への道

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ちいろばの屋久島旅行体験記

ちいろばの旅行体験記
 〜キツかったけど楽しかった屋久島・縄文杉への道〜


 私が始めて屋久島に行ったのは、勤めていた某大手旅行会社を辞めて再び1人旅をしていた時。

 まずは大阪から奄美大島へ飛び、奄美大島からフェリーでどんどん南下していきます。

 徳之島、沖永良部、与論、沖縄…。沖縄から本当であれば石垣島へ行ってフェリーで台湾に渡るつもりだったけれど、時間がないのでやめました。沖縄から鹿児島へ飛び、そこからトッピーで屋久島へ。

 屋久島での泊まりは「ユースホステル」。すごい数の人が泊まっていました。女性の1人旅は私だけ。あとは2人連れや、男性は1人旅もいました。

 屋久島のユースホステルは夕食後、翌日縄文杉まで登る人が集まって説明を聞きます。

 私は全く行くつもりはなかったので部屋に帰ろうとすると、

 「どうして行かないんですか?せっかくここまで来て縄文杉を見ないなんて。」

 そんなの勝手でしょう!屋久島には縄文杉だけではないんだからと思いつつ、

 「全然準備してないんで…。」と、理由をつけて歩きたくないので逃げようとすると、

 「じゃあ、私のリュック使って」とか「女性がいないと寂しいので行きましょう。」と誘ってくる…。(~_~;)

 皆さんの足を引っ張るかもしれない。そう言ったら、「じゃあ、あなたが先頭を歩くことにしましょう。」

  なんて余計なプレッシャーなことを言うんでしょうか。

 結局、私1人では大変だからと3人の女性も参加することになり、みんなに押し切られ、行くことになりました・・・トホホ。(T_T)

 総勢15名。いちばんとろい私が先頭になり、歩き始めました。トロッコ道は問題ないけれど、ウィルソン株から急激に辛くなる。

 <ウィルソン株>

 私は体力では根性がないのでもう帰ろうとすると、もう1人の男性も帰りたいと言ったので「一緒に帰ろうか〜」なんて話していたら、

 「今帰ったら、ユースホステルのみんなに笑われるよ。」

 とメンバーの1人から言われて結局登ることにしました。(-_-;)

 みんな必死に登っていて、周りの自然(木とか動物など)に目をやっていない。まるで「縄文杉に到着することだけが大切」なようです。

 これでは意味がない!すると、他の女性2人も同じように思っていたようで、結局3人は他のメンバーと別れて登ることになりました。


 せっかく自然の中に行くのだから、もっと植物や木や、動物も見たい。


 ふと、視線を感じたのでその方向をみると、鹿の親子連れがいました。
 
 彼らが私たちをジ〜ッと見ている。
<屋久鹿>

 そして、そう〜っと彼らの写真を撮らせていただきました。
 (あとでみんなから欲しい!と言われた写真です)

 これは何の花だろう?この木はどれぐらいの歳なのかしら?どうして木同士がこんなに重なり合っているのか?

 そんなことを考えながら歩くほうがずっと楽しい。できれば多少お金を払っても、ガイドさんをお願いしたほうがいいかもしれない。


 歩いている途中、ガイドを連れた女性のグループがいました。

 ふと、そのガイドがたばこを吸い、その吸殻を捨てるのを見てしまいました。

 よっぽど注意してやろうかと思いました。この屋久島の自然を汚すような
 ことをガイドがするとは…。


 背の低い私は岩や木を必死になって掴みながら登る。背の高い(または足の長い?)男性は、傘をさしながらでもスイスイと登っている。

 60代と70代のご夫婦が登っていました。

 「あんたたちはどこでトイレしてるの?」と聞くので、
 
 そういえば一回もトイレに行っていませんでした。汗でみんな飛んでいってしまったんでしょう。(^_^;)

 年配の女性には、トイレは結構つらいかもしれませんね。

 ヒーヒー言いながら、屋久島のおいしい自然の水を口に含みながら歩いて13時頃に到着。

 これが「縄文杉」なのか、と見てすぐにお弁当を食べる。13時30分には縄文杉の地点から下山しないといけないと聞いていたのですぐ降りる。

 下山するのはきっと楽だろうと思っていたけれど甘かった。疲れもあったからかもしれないけれど、結構キツイ。

 もう絶対登らない、これが最初で最後…。参加するんじゃなかった…。そう思いながら下山しました。

 降りるとユースホステル宿泊の皆さんが待っていました。そしてみんなで温泉に行き、リラックス。そしてユースホステルに帰って夕食でした。

 一緒に縄文杉に登ったメンバーと宴会のように盛り上がりました。

 通常なら「消灯!消灯!」とうるさいユースホステルのおじさんも
 
「今日は勘弁してやる!」

 キツかったけど楽しかった、屋久島縄文杉への旅。多分一番楽しかったのは仲間がいたことかな?根性のない私が「縄文杉まで行けた」ことにかすかな自信ができたことが良かったかもしれません。

 山と温泉のある屋久島、「癒し」が欲しい方にはおすすめの場所。まして海もある。

 ただ天候が変わりやすく、雨が多いことがちょっと辛いですね。(^_^;)


(おわり)

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