古代信仰・徳島の聖地と国生み神話の淡路島ツアー3日間2021
~剣山・沼島・大麻比古神社・穀物の女神オオゲツヒメ~
2021年10月22日(金)~24日(日)
徳島は日本の古代信仰において大変重要な場所。
徳島だけでなく四国には、たくさんの磐境や石積神殿が残っており、
古代の天体祭祀文化の痕跡をうかがわせています。
そして阿波(徳島)は古代皇室とも所縁があり、
京都奈良で栄えた大和の原型になっているということです。
四国・阿波を中心に、
有史以前には世界を1つに結ぶ文化が存在していたと言われています。
そんな徳島を知る鍵になるのは、
「阿波忌部」と「オオゲツヒメノミコト」。
忌部族は阿波が発祥。
忌部族の祖神といえば、「天岩戸開き」の神話で登場する
天太玉命(アメノフトダマノミコト)。
今回ツアーで訪れる大麻比古神社のご祭神。
アマテラスオオミカミが閉じこもった岩戸の前で、
大麻がついた榊を振った神さまであり、
天孫ニニギノミコトと一緒に天降りられた神様です。
徳島は「阿波の国」ですが、
大元は「粟(阿波)の国」という説が有ります。
「粟」を象徴するのが徳島の国神であり、
古事記の中で4度も登場する穀物起源の神・オオゲツヒメノミコト。
粟を持つオオゲツヒメノミコト
オオゲツヒメノミコトを生んだイザナギ・イザナミの神々がつくった一番最初の島・淡路島の聖地にも足を運びます。
淡路島は国生みの原点であり、日本列島の中心となる地。
高速船でオノコロ島最有力候補の沼島へ!
今回初で訪れる諭鶴羽神社は淡路島最高峰。
諭鶴羽信仰、くにうみ信仰、修験道の聖地にも参拝に訪れます。
「徳島の高天原」へご案内します。
超古代信仰を感じさせる不思議な場所であり、
日本の神話につながる場所と徳島では伝えられています。
ちいろばの会員さんには人気の高い「日本古来の麻」。
ツアー初日は忌部族が祀った麻の神が祀られる徳島の一の宮の「大麻比古神社」で日本古来の麻・大麻の復活を祈ります。
変化に富んだ、徳島・淡路島ツアー
3泊4日ほどの旅を2泊3日に凝縮してツアーを行います。
「日本の伝統食」・「日本古来の麻の復活」・「日本を生み出してくださった」神々への感謝の旅に出かけませんか?
ツアー解散場所は、便利にお帰りいただけるようJR三宮駅とJR新神戸駅まで貸切バスを手配しています。
古代信仰と麻と穀物起源の聖地・徳島と日本の国の始まり淡路島へ。いざ、出かけましょう!
前回の徳島ツアーは2014年。7年ぶりの復活!今回は今まで徳島ツアーで訪れてきた重要な聖地をほぼ含んでいるツアー。
特に淡路島と剣山が一緒に含まれたツアーは過去に行っておりません。本来であれば3泊4日ほどかかるところを、2泊3日にしてツアーを行います。
そして今回初で訪れる聖地もあります。それは「諭鶴羽(ゆづるは)神社」。地元のタクシーを使って参拝に行きます。
正直言いますと、私、榎本は、行ったことがないのでご了承下さい。(^^;
諭鶴羽神社滞在時間は75分ほど取っておりますの、時間があれば頂上まで行けるといいですね。
このたびのツアー、四国+淡路島+本州を縦断することになります。
いつも海を感じながらの、浄化の旅になると思います。
瀬戸大橋
私にとって淡路島は大切な場所。当社の「ちいろば企画」の「ちいろば」は、作家三浦綾子さんの「ちいろば先生物語」からお名前をいただきました。
その「ちいろば先生」とは牧師の榎本保郎さんという方で、淡路島のご出身。私の父が子供の頃、戦時中の疎開先が淡路島でした。
皆さんと楽しく安全な旅にしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
立岩神社にてみんなでポーズ!(^^♪
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古代信仰・徳島の聖地と国生み神話の淡路島ツアー3日間2021~剣山・沼島・大麻比古神社・穀物の女神オオゲツヒメ~のポイント
徳島の一の宮で、阿波忌部が祀った麻の神(アメノフトダマノミコト)と猿田彦の神が祀られる大麻比古神社参拝
穀物の神・オオゲツヒメノミコトが祀られる上一宮大粟神社参拝
巨大な岩があり、古代信仰を感じさせる「高天原」とも言われる天岩戸立岩神社参拝
古事記に登場するオノコロ島の有力候補「沼島」でオノコロ神社参拝と上立神岩へ
日本で一番最初にイザナギノミコト・イザナミノミコトが作られた淡路島の伊弉諾神宮参拝
徳島の、聖地の中の聖地、剣山へ
ちいろばツアー初で訪れる淡路島最高峰の諭鶴羽山にある修験道の聖地・諭鶴羽神社へ
ツアーの解散場所はJR三宮駅そしてJR新神戸駅までバス移動!新幹線もすぐ。
徳島・淡路島のパワーフード、浄化の海のパワーを感じながら旅を楽しみます。
聖地へ行くために狭い道を通るため、マイクロバスを利用します。
ドライバーさんが集合から解散まで同行のツアーです。(宿泊も同じ)
宿泊は剣山のリフト乗場から車で数分でラ・フォーレつるぎ山(ペンション)と淡路島ではホテル&リゾート南淡路(リゾートホテル)に宿泊
~オオゲツヒメノミコトがもたらしてくれた恵み~
タカキビの収穫
お米の収穫 稲刈りは育てた苦労と喜びを感じる時間
こんなあなたにおすすめします!
大麻比古神社のご神徳で災難除け、厄除け、方位除け、交通安全、縁結び、殖産興業、技術 向上、織物などの産業繁栄守護を希望される肩
徳島の神話や阿波忌部、古代信仰の聖地に興味のある方
穀物の神・オオゲツヒメにノミコトに感謝を伝えたい方、農業をしている方
日本古来の麻・大麻について知りたい方、麻に興味のある方、麻の仕事をしている方
淡路島の国生みの聖地に行ってみたい方
食品関係や料理関連のお仕事をしている方(調理神のご神徳)
イザナギノミコト・イザナギノミコトの「再生」や「生み出す力」のご神徳を願う方、良縁、夫婦円満のご神徳を希望される方
上立神岩を見ながら浄化の時間。ここでウトウトして海に落ちそう!?になった人もおられました。(^^;
徳島の一の宮、麻の神が祀られる「大麻比古神社」へ
神武天皇の御代、天太玉命の御孫 天富命 勅命を奉じて 洽く肥沃の地を求め 阿波国に到りまして、麻楮の種を播殖し、麻布木綿を製して 殖産興業の基を開き 国利民福を進め給ひ、その守護神として、太祖天太玉命を此の地に斎き祀る。~大麻比古神社ホームページ由緒より~
大麻比古神社
大麻比古神社の神紋は麻
阿波の國一の宮である大麻比古神社のご祭神は、大麻比古大神と猿田彦大神。
大麻比古大神とは、昔、阿波國を開拓した阿波の忌部氏(いんべし)の大祖先の神さまである天太玉命(アメノフトダマノミコト)。
神武天皇の御代に忌部氏の子孫が阿波国に入り、国土を開拓して麻と楮(かじ)の種をまいて麻布や木綿をつくり郷土の産業の基を開いて人々の福利を進められました。
忌部氏は今の吉野川市、元の麻植郡を拠点として開拓されましたが、国土開発の事業がようやく成ったあとにご先祖の神さま天日鷲命(アメノヒワシノミコト)をお祀りしました。この神社が今徳島市の忌部神社として祀られており、この神さまのご神徳をたたえて麻植の神として敬ってきました。
忌部神社のご祭神天日鷲命(アメノヒワシノミコト)の大先祖の神さまが天太玉命(アメノフトダマノミコト)でこの神さまを大麻比古神といい、郷土の守り神としてこの地におまつりしたのが大麻比古神社と伝えられています。
猿田彦神社は伊勢にある猿田彦神社にお祀りされている猿田彦大神がご祭神。天孫降臨の際に道の案内役をつとめられた神様で、大麻比古神社に合わせ祀られたと伝えられています。大麻比古神社ではこの二柱の神さま総称して「大麻はん」と言うそうで、方除け(ほうよけ)、厄除け(やくよけ)、交通安全のご加護をお授けくださる神さまとして信仰されています。
かつての一の宮であり、徳島の国神・オオゲツヒメノミコトが祀られる「上一宮大粟神社」
オオゲツヒメノミコトはイザナギノミコト、イザナミノミコトの12番目の御子。「大粟神社」の社伝によると、粟国の由来はオオゲツヒメが神山町に降臨し、始めて「粟」を植えた故事によると伝わります。
オオゲツヒメノミコトが徳島の国神として登場するのは、イザナギ・イザナミ二神の国生みの条からです。
「結婚して生まれた子は、淡路之穂之狭別島(あわじのほのさけわけのしま・淡路島)である。次に、伊予之二名島(四国)を生んだ。この島は身体が1つで顔が4つある。そこぞれの顔に名があって、伊予国を愛比売(えひめ)といい、讃岐国を飯依比古(いいよりひこ)といい、粟の国を大宜都比売(おおげつひめ・徳島)といい、土佐国を建依別(たけよりわけ)という」
とある通り、オオゲツヒメノミコトは徳島の国神として登場します。
オオゲツヒメの身体から、蚕や五穀が生まれます。これが古事記が語る日本の養蚕・五穀の起源伝承で、カミムスヒの御母神がこれを取られて五穀(キビ、アワ、大豆、ムギ、イネ)の種としたとあります。
オオゲツヒメノミコトはなぜスサノオノミコトに殺されねばならなかったのか。その死の意味は、穀物を鎌で収穫する際、鎌で刈り取ることで穀神は死に、種をまくことで穀神は復活すると考えた古代人の信仰によるものと考えられ、「死」と「再生」という自然・生命の循環思想が底流にあります。
上一宮大粟神社
ここは天岩戸!?神秘の聖地・天岩戸立岩神社
女性の象徴(オオゲツヒメノミコト)とも言われています。以前、案内をしてくださった林先生のお話によるとご祭神はシナツヒコノカミ(風の神)とのこと。古代の人々の信仰の場であったと考えられます。この近くにはお不動さんもお祀りされています。「知る人のみ行く」という場所です。
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四国・剣山
四国の屋根と呼ばれる剣山山系の主峰。標高1955メートルで西日本第2の高さです。5月1日が山開き。山頂付近には平家の馬場と呼ばれる平原が広がり、360度の展望は室戸岬。瀬戸内海、紀伊半島を遥かに見渡せます。
剣山本宮宝蔵石神社
宇宙船ともいわれている不思議な岩。
剣山頂上からの日の出の様子(ツアーでは日の出はみません)
寿永4年(1185年)、源氏との戦いに敗れた平家の一門が安徳天皇を奉じて祖谷の地に逃れ来たり、平家再興の祈願のため安徳天皇の「深そぎの御毛」と「紐剣」を大山祇命の剣神社に奉納し、以来剣山と呼ばれるようになりました。宇宙とつながっている!?と言われている剣山。阿波忌部一族が興し、平家一門や蜂須賀家が信仰したといわれています。このツアーでは、約1時間の初心者コースを歩いて剣山頂上に向かいます。
リフトを使って15分で西島到着。そこから頂上までは初心者コース「大剣神社コース」の片道約1時間歩きます。歩く服装でご参加下さい。
大剣神社・御神水(おしきみず)
剣山系には586の社があり、その総本社。ご祭神は安徳天皇、大山祇神、スサノオノミコト。境内には八剣神社があります。お社の後ろに御塔石があります。
お天気が良ければ美しい景色が見られます。
国生みの原点・天の矛先から生まれた淤能碁呂島(おのころじま)の有力候補・沼島へ オノコロ神社と上立神岩
~「国生み」の神話について~
高天原の神々から「漂っている国を固めよ」との命により、イザナギノミコトとイザナミノミコトは天の浮橋の上から天の沼矛を海水に立て、コオロコオロとかき混ぜた。
すると、矛の先から滴り落ちた塩が積もり固まってオノコロ島が生まれました。二神は、オノコロ島に天の御柱と広い神殿を建て、夫婦となり国を生みました。
その契りの儀式として二神が天之御柱を回ると、最初に生まれたのが形を成さないヒルコであったので葦船で流した。次に生まれたものは島とはいえない淡島であった。
二神はうまくいかない理由を高天原へ相談に行くと、儀式の際に女が先に声をかけたことが原因と判明。そこで儀式をやりなおすと今度は立派な島が次々と生まれました。
最初に生まれたのが淡路島で、次に四国、ついで隠岐島、九州、壱岐島、対馬、佐渡島、畿内の大八島国となる。大八島国を生んで帰れられるとき、児島半島、小豆島、姫島、五島列島などの六島を生みました。これが国生み神話の全体像です。
国生みの原点・天の矛先から生まれた淤能碁呂島(おのころじま)の有力候補・沼島へ オノコロ神社と上立神岩
高速船を使って10分で沼島に到着
オノコロ島はどこなのか?いろんな説があります。淡路島内にもおのころ島神社があります。私個人的に沼島に訪れて、沼島のオノコロ神社のご神氣に引き寄せられました。また沼島にある上立神岩にも不思議なものを感じます。今回のツアーでは淡路島から高速船に乗って沼島のオノコロ神社と上立神岩にも参拝に訪れます。
オノコロ神社内にあるイザナギ・イザナミの像
沼島のシンボル、矛先のような形をした上立神岩。高さ30メートルで国生み神話の「天の御柱」とも言われているそうです。また和漢三才図会では竜宮城伝説の表門ともいわれ、国生み神話の舞台となっています。和漢三才図会とは1712年に出版された日本の百科事典だそうです。
諭鶴羽(ゆづるは)神社
峯は、ゆづるはの峯。阿彌陀の峯。彌高の峯。(枕の草子 十二段)
自然崇拝、山岳信仰に始まったといわれる諭鶴羽信仰。くにうみ信仰、修験道の聖地として称えられてきました。特に平安修験、神仏習合の時代を迎え、その隆盛をほこりました。山一帯、二十八宇の大伽藍が建ち並び、『社殿は甍に甍を並べ、朱塗りの高殿は軒に軒を連ね』と形容されたほどでした。その交流の範囲も、南淡路を中心として四国、畿内をはじめ、中国、九州にまで及んでいたといわれます。神社境内地から発掘される古瓦や土器、古銭、板碑等が静かに往古の賑わいを物語っています。枕草子には、『峰は ゆづるはの峯 阿弥陀の峯 弥髙の峯』と謳われ、熊野御垂迹縁起(長寛勘文:1163年記)には、熊野の神は、この諭鶴羽山から渡っていかれたと書かれています。(諭鶴羽神社ホームページより)
羽生結弦選手と名前が似ていることでファンの人たちの聖地と言われている神社でもあります。ご本人も参拝に来たことがあるそうです。
~諭鶴羽神社での参拝について~ 貸切マイクロバスを置いて往復タクシーを使って参拝に行きます。諭鶴羽神社到着後、約75分滞在時間を予定しています。時間があれば奥之院篠山神社、頂上社まで行きます。時間がない場合は折り返しますのでご了承下さい。 |
淡路島の聖地参拝~伊弉諾神宮~
淡路の国の一の宮「伊弉諾神宮」。国生みの神々が祀られたこの神社にご挨拶に向かいます。
古事記・日本書紀には国生みに始まるすべての神功を果たされたイザナギノオオカミが、御子神のアマテラスオオミカミに国家統治の大業を委譲され、最初にお生みになられた淡路島の多賀の地に「幽宮(かくりのみや)」を構えて余生を過ごされたと記されています。
本殿の位置は明治時代に後背の御陵地を整地して移築されたもので、それ以前は禁足の整地だったそうです。御陵を中心として神域の周囲に濠がめぐらされたと伝えられ、正面の神池や背後の湿地はこの周濠の遺構といいます。建物や工作物の神輿や東西の御門は、旧幕府時代の阿波藩主からの寄進によるもの。境内には天然記念物の大楠があり、江戸時代の地誌によれば、二丁四方の社地を領した広大な神域だったそうです。
伊弉諾神宮のレイライン
古代信仰・徳島の聖地と国生み神話の淡路島ツアー3日間2021の詳細について
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