吉野・金峯山寺ツアー2日間2019

金峯山寺で蔵王権現と向き合うツアー
~夜の特別拝感と吉野水分神社、吉水神社、脳天大神龍王院参拝~


「夜間拝感」前の蔵王堂の様子


夜間拝感の様子(イメージ)


吉野のツアーを企画!吉野の宿泊者限定・夜間拝感です。金峯山寺の闇に浮かぶ「蔵王権現」を参拝します!

日程はゴールデンウィーク中の吉野。桜で大混雑する時期からは少し落ち着く4月末にツアーを企画しました。

夜の特別拝感に参加しながら、吉野にある修験道や世界遺産登録の聖地と南北朝に分かれた歴史的重要な聖地にも訪れて学ぶ機会としています。

吉野ではGWが終わるまでに交通規制があり、車の移動が制限されています。そのことをご理解いただいた上でお申込みをお願い致します。

移動のためのタクシーの予約も完了!金峯山寺以外にも世界遺産登録された吉野水分神社、吉水神社、そして脳天大神龍王院へ。

宿泊は金峯山寺から徒歩2分、蔵王道まで7分という大変便利な場所にある宿の手配もできました!GW中なのでお値段はUPしますが、それでも夜間の拝感もあって、とても特別な期間でもあります。

体に良くて、マクロビオティックでも最高の素材といわれる「葛」の産地。おいしい葛料理で体をデトックスいたしましょう。

役行者が開いたといわれる金峯山寺は修験道の総本山。蔵王権現と向き合い、自分と向き合う濃密な2日間を吉野で過ごしませんか?

※最新のツアーについては会員登録後に専用ページより募集状況をご確認ください。

金峯山寺とは? ~修験道の総本山~

大和の国 、吉野山から大峯山山上ケ岳にかけての一帯は古くは金峯山(きんぷせん)と称し、古代より世に広く知られた聖域でした。この金峯山に役行者神変大菩薩が白鳳年間(7世紀後半)に修行に入り、修験道独特の本尊・金剛蔵王大権現を感得されます。この姿を山桜に刻んで、山上ケ岳(現:大峯山寺本堂)と山麓の吉野山(現:金峯山寺蔵王堂)に祭祀されます。これが金峯山寺の開創と伝えられています。明治7年(1874年)、明治政府により修験道が禁止され、金峯山寺は一時期、廃寺となり復職神勤しますが、同19年(1886年)に天台宗末の仏寺として復興。昭和23年(1948年)には、蔵王堂(国宝)を中心に、金峯山修験本宗が立宗し、その総本山として今日に至っています。山号は国軸山、宇宙の中心の山という意味を号しています。平成16年「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つとして金峯山寺本堂蔵王堂及び仁王門がユネスコの世界文化遺産に登録されました。 金峯山寺ホームページより抜粋




~役行者とは?~

名前は役小角(えんのおづぬ)といいます。金峯山寺の開祖であり、この国で初めて修験道をひらいた方です。飛鳥時代から奈良時代にかけて活躍されました。修験道の開祖ではありますが、修験道という組織は作っていません。蔵王権現のお姿が信仰であり、教えとしています。究極は自らの心を高めていくこと、すなわち菩提心(悟りの心)を得ることにあるといいます。
幼少の頃から神童の誉れ高く、土で仏像や仏塔を作って拝んでいました。成長すると、日本に渡来して間もない仏教を学びました。しかし仏法を学ぶだけではなくまもなく葛城山に登って苦行と修練の生活に入りました。葛城山で修行しているとき、はるか東方にそびえる大峯連峰を究極の修行の地と定められたようです。19歳にして葛城山を出て金峯山に修行の場を求められました。金峯山は仏教渡来以前から神秘の地・神仙の地として修行者たちの憧れの土地だったようです。修行を重ね、体験を通じて仏教を学びました。行者は金峯山を修行の本拠地とされ、ついに超人的な霊能力を得ていきました。やがて、金峯山で一千日の苦行に入られました。そうして、ついに金剛蔵王権現を感得されて、吉野大峯に修験道の基礎を開かれました。


金峯山寺・夜の特別拝感の様子がYOUTUBEでご覧いただけます!




蔵王権現

金峯山寺で蔵王権現と向き合うツアー
~夜の特別拝感と吉野水分神社、吉水神社、脳天大神龍王院参拝~
のポイント

金峯山寺を参拝します

金峯山寺の夜の特別拝感参加

金峯山寺の朝の勤行参加

世界遺産・吉野水分(みくまり)神社参拝

源義経と静御前ゆかりの世界遺産・吉水神社参拝

脳天大神龍王院、喜蔵院参拝

金峯山寺から徒歩2分、蔵王権現まで7分の近いお宿の「吉野荘湯川屋」に宿泊

吉野水分神社にはタクシーを手配(車2台をピストンで利用)

夕食は地元のおいしい葛をつかった「西行鍋」の夕食

金峯山寺はガイドさん手配を予定(変更になる可能性もあります)

おいしい葛のデザート時間もあります。(お店は決まっていませんので空いているお店に入ります)


※夕方の勤行は夜の特別拝感のために夕食時間が早くなるため、参加することができませんのでご了承下さい。



こんなあなたにおすすめします!

修験道の総本山、金峯山寺に行ってみたかった方

夜の特別拝感に参加したい方(1人参加でもちいろばのツアーなら参加できる!)

修験道に興味のある方

葛料理が楽しみな方

吉野にある世界遺産登録の吉野水分神社や吉水神社、その他、脳天大神龍王院、喜蔵院に参拝希望の方
(当日の交通状況等により、参拝を省略する場合があります)



金峯山寺・修験道の聖地へ 夜間拝感参加と翌日は参拝へ 

1日目の夜に、金峯山寺の夜間拝感に参加します。夕食を少し早めにいただいて受付をします。いよいよ蔵王権現との対面です。闇に浮かぶ「青」の蔵王権現が大変美しく輝きます。この機会に蔵王権現と向き合う時間を!

2日目には10:10に金峯山寺に到着して自由行動としています。(ガイドさん手配をお願いしている最中です。手配ができない場合があります。手配できた場合は、ガイドさんの話を聞きたい方はガイドさんとご一緒に)11時から護摩焚きの予定です。参加ご希望の方は、お早めに行ってお席の確保をお願いします。



~蔵王権現さまのご真言~
おん ばさらくしゃ あらんじゃ うん そわか

~役行者さまのご真言~
おん ぎゃくぎゃく えんのうばそく あらんきゃ そわか

~不動明王の真言~
なまく さんまんだ ばさらなん せんだまかろしゃな そわたや うんたらた かんまん

世界遺産の吉野水分(よしのみくまり)神社へ






水を司る天之水分(あめのみくまり)大神を主神とし、"みくまりが"御子守"(みこもり)となまって、俗に子守さんと呼ばれ子宝の神として信仰されています。

社殿は豊富(臣)秀頼が再建したもので、本殿、拝殿、弊殿、楼門、回廊からなる桃山時代の大変美しい建築です。


葛城水分神社・都祁水分神社・宇太水分神社とともに大和国四所水分社の一つとして古くから信仰されてきました。

『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として2004年7月に世界遺産登録されました。

脳天大神龍王院、喜蔵院へ





金峯山寺の蔵王堂から西側へ急な坂を下りた川沿いにある、金峯山寺の塔頭のひとつ。
頭を割られた大蛇(金剛蔵王大権現の変化身)を祀っており、「吉野の脳天さん」と親しまれています。

首から上の病気に霊験あらたかと言われており、入学試験合格、病気全癒、商売繁盛祈願の参拝参詣者が多く訪れます。

~脳天大神龍王院ホームページより~
脳天大神様は金峯山寺初代管長 故 五條覚澄大僧正が霊威感得されました頭脳の守護神であります。覚澄大僧正はお瀧のある修行の場所を探し求められる中、現在、大神様が鎮座されている谷がその最適の場所であると考えられ、その後、行場の開発に取り組まれることとなりますが、その最中頭を割られた蛇に遭遇され、それを哀れに思われて丁寧に経文を唱えられ葬られました。その後、その蛇が何度も夢枕に立たれお礼を言われます。最期には「頭の守護神として祀られたし」と云う霊言を覚澄大僧正は聞かれます。また、それと同時期に蔵王権現様から「諸法神事妙行得菩薩(しょほうしんじみょうぎょうとくぼだい)」と云う御霊言も授かられます。実際に形として現れてこられたのは頭を割られた蛇でありますが、蔵王堂(ざおうどう)のご本尊蔵王権現様が姿を変えて出現されたのであります。その後、昭和二十六年に現在の場所にお祀りされたのであります。

■喜蔵院
金峯山寺の子院(塔頭)で、平安時代初期の承和年間(840年頃)、智証大師円珍が大峯山入峰に際して一宇の堂を建てたのが始まりとされます。 本尊の役行者像、蔵王権現像、不動明王像等がまつられています。江戸時代に儒学者の熊沢蕃山が隠居した寺で、宿坊と同じ建物にユースホステルがあります。

吉水神社~北の京都と南の吉野、2つの朝廷が存在した場所へ~




ご祭神は後醍醐天皇・楠木正成・吉水院宗信法院公。

元は吉水院といい、天武天皇の白鳳年間に役行者が創建した格式の高い修験宗の僧坊でした。明治時代の神仏分離が行われ、後醍醐天皇の南朝の皇居であったことから、明治八年に「吉水神社」と改められました。

文治元年、ここ吉水院に兄・源頼朝の追手に逃れた源義経と静御前が弁慶等と共に隠れ住まわれた場所でもあります。この方たちの数々の遺品が吉水神社に残されています。

延元元年後醍醐天皇が京の花山院から行幸され、
吉水院宗信法印の援護のもと吉水院を南朝の皇居とされました。南朝四代57年の歴史はここより始められ、現存する南朝唯一の行宮となっています。

日本住宅建築史上最古の書院として、ユネスコの世界遺産として登録された書院があります。現在の日本住宅の源流をなす実例として数々の珍しい手法が見られます。義経・後醍醐天皇・豊臣秀吉それぞれの時代の遺品や宝物が書院内には展示されています。

吉野で体の中から浄化。おいしい葛料理を!

風邪の初期症状に飲む薬「葛根湯」も葛から出来ています。
体を温める効果や、胃腸を整える、血液の浄化作用があります。


芳魂庵さんの葛きり

葛はマクロビオティックで陽性よりの中庸食材で、万能食とされています。
葛粉は葛の根を山から掘るところから始まり、そのあと、本葛粉は手作業で何工程も経て製造されていきます。冬場の水温の低い時期しか製造ができず、60KGの根からわずか9Gしか取ることができないため、とても希少でそのため値段も高価になります。

本葛から期待できる効果
・血圧を整える
・肝機能向上
・血液の浄化
・コレステロールの調整
・糖分代謝促進
・ホルモンバランスの安定
・精神安定
・外食が続いて胃腸が疲れているとき
・下痢や便秘といった腸内環境の問題
・風邪や発熱、インフルエンザなどウイルスによる発熱
・食欲のないとき
・免疫力の向上
・冷え性の改善
・鎮痛作用
・アンチエイジング

※人により効能は違いますのでご注意ください。



宿泊の湯川屋さんでいただく人気の「西行鍋」は葛がたくさんでとってもおいしい~!
美容にもよさそうです!





※葛を買う場合は、「本葛」を買うようにしましょう。
馬鈴薯のでんぷんが混ざっていることがあるので注意してください。

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